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PERSON3

建物を守ること。
それは、「未来」を
守ること。

松原 正昌 Matsubara Masaaki

profile
前職は、社寺建築に強いゼネコンでの施工管理を担当。その中で、平均50〜60年といわれる建物の寿命を考えると、「建てる」よりも「守る」方が、長く活躍できるのではないかと思い、転職を決意。現在はその頃の経験や知識を生かしながら、都内を中心に10件ほどの施設でコンストラクションマネジメントを行う。

建物を守ること。
それは、「未来」を
守ること。

松原 正昌 Matsubara Masaaki

profile
前職は、社寺建築に強いゼネコンでの施工管理を担当。その中で、平均50〜60年といわれる建物の寿命を考えると、「建てる」よりも「守る」方が、長く活躍できるのではないかと思い、転職を決意。現在はその頃の経験や知識を生かしながら、都内を中心に10件ほどの施設でコンストラクションマネジメントを行う。

誰もが知っている建物を守る仕事。

建物の外壁周りに足場を組んで、職人が塗装などを行っている姿を見かけたことはありませんか。あれは、古くなってきた外壁に対して、修繕作業を行っているのです。私の主な仕事は、受託している施設のオーナーへ、そういった長期的に建物を維持管理するための様々な提案をすること。建物には、空調、換気、水道管、電気配線、外装、内装など様々な要素がありますが、そのすべてに対する経年劣化に目を光らせ、トラブルが出ないように事前に品質を管理し、修繕スケジュールを組んでいます。また、施設内に新しくテナントが入る場合に、様々なアドバイスをさせていただくことも仕事のひとつです。

当社が受託する施設は、多くのテナントが入居する大型商業施設から駅ナカ商業施設まで様々。それは、大きなやりがいにつながっています。建物に関する仕事をしている者にとって、どんな建物に携わっているかということは、モチベーションを保つためにも重要なことですから。

すべての意見に耳を傾けることで、解決策は生まれる。

ひとつの施設には、本当に多くの人が関わっています。それが、前職の施工管理との大きな違いであり、一番難しいところではないでしょうか。特に施設の中に新しいテナントが入る場合は、その難しさが顕著に現れます。例えば、看板ひとつとってもそう。テナントは、少しでも多くのお客さまに入っていただくために、できるだけ目立つ場所に出したい。しかし、オーナーは、どのテナントにも平等に満足いただけるような店舗運営がしたい。さらには、建築法で看板の出せる範囲は決まっている。職人にもできることと、できないことがある。それらの間に入り、全員が納得できる折衷案を出すのには、とても苦労しています。でも、そこがこの仕事のやりがいでもあるところ。自分の経験や知識を頼っていただけることが多いのは嬉しいですし、問題が解決できた時は、なおさらです。

そして、その中で大切にしていることは、一緒に仕事をする方に対してのリスペクトの気持ち。それぞれの仕事からしか見えてこない解決策もありますし、全員が深く物事を考えて要望を言ってくれるので、そういった意見は大事にしていきたいと思っています。

コミュニケーションで、積み上がっていく知識。

仕事の中で前職の知識や経験を生かせる場面は様々ありますが、実際に現場に出ると、分からないこともたくさんあります。特に空調や電気関係など、これまで専門的にやってきていない分野では、覚えなければならないことが尽きません。その都度、先輩や上司に確認して知識を蓄えられるように意識することはもちろんですが、社内には内装に強い人、設計に強い人など、頼りになる先輩がたくさんいますし、テナントリーシングなど違う立場で同じ建物を担当している人もいます。社内でコミュニケーションを取ることで、さらなる知識の向上を目指しています。

また、入社するときの面接でも感じましたが、当社は誰もが人当たりが良いと感じられる会社です。一次面接が終わった段階で「ここで頑張りたい」と思ったほど、よい意味で自分を出せる会社だと思います。風通しがよい。誰にでも気兼ねなく質問できる。それに加え、知識や経験を持った人がたくさんいる。そんな環境の中で、成長しないなんてことはないと思いますよ。

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前職は建物を「建てる人」、今は建物を「守る人」。この違いは大きいと感じています。建築の現場にいる時は、職人や施主とお話しすることがほとんどでしたが、ここではそうはいきません。本当に多くの方とコミュニケーションをとらなければならない仕事です。しかしその分、これまでの建築現場では考えなかった角度で建物のことを考える機会が多く、新しい引き出しが次々に増えているように感じます。

そして、繰り返し現場で経験を積んでいきながら、CM(コンストラクションマネジメント※)業務を通して、建物に関しては分からないことがないくらいのプロフェッショナルになることが、これからの目標です。今後、何十年の間に新しく建築される建物は少なくなっていくかもしれませんが、守らなければならない建物がなくなることはありません。そう考えると、「未来を守る仕事」と言い換えられるかもしれませんね。「ここは、自分が守っている」そんな施設が増えるように頑張っていきたいと思います。

※CM(コンストラクションマネジメント)・・・建築プロジェクトの企画、設計、発注、施工、管理までの各工程において、コストやスケジュール、品質などを管理する業務のこと。

コッソリ
教えます

私の商業施設楽しみ術

職業病かもしれませんが…建物の形はよく見ます。

大型商業施設に入ると、ついついその形や、天井、床、壁などを気にしてしまいます。最近では、奇抜な形のデザイン性の高い施設が多いですが、特殊な形であればあるほど、建てるのは難しいのです。あとは、柱の位置など「なんでここにあるんだろう」と、その理由もすぐに考えてしまいますね。建築現場の苦労に思いを馳せて、「ここがこうなっているから、こういう形なんだ」と、その工夫に気づけた時は、嬉しくなります。

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